抱き枕は、横向きでないと寝られない人の身体への負担を軽くしたり、安心感を与えてよく眠れるための寝具として浸透し始めました。 その抱き枕は、中国が発祥の地であって、唐の時代頃から使われていたようです。 当時は、抱き枕は寝苦しい夜などに、涼しく眠るための道具として使っていたといわれています。 その頃の抱き枕は、竹や籐で編んだ筒型の籠のようなもので、添寝籠、抱籠、竹夫人(ちくふじん)などと呼ばれていました。 日本へは江戸時代の頃に抱き枕が伝わって来たといわれています。 しかし、日本では普通の枕には親しみがあったものの、抱き枕は気候や生活習慣の 違いなどからあまり受け入れられなかったようです。 日本の人々が抱き枕に興味を示し、注目されるようになったのは90年代に入ってからでした。 生活様式が欧米化してきたこともあって、抱き枕はリラックスして、よく眠れると評判になり、抱き枕を使用する人が増えてきたのです。...